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弊社事業の基礎知識紹介

弊社事業の基礎知識紹介

What’s a Semiconductor, Anyway?

半導体ってそもそも何?

半導体とは、電気を通す「導体」と通さない「絶縁体」の中間的な性質を持つ物質です。普段は電気を通しませんが、特定の条件(温度、光、電圧など)を加えることで電気を通すようになります。この性質を利用して、トランジスタやダイオードといった電子部品が作られ、コンピュータ、スマートフォン、家電など、現代社会に不可欠な電子機器に広く使われています。半導体の材料としては、シリコンが最も一般的です。シリコンに不純物を混ぜることで、電気の流れを制御し、様々な機能を持たせることができます。

What’s a Silicon Wafer?

シリコンウエハって何?
シリコンウエハとは、半導体集積回路(IC)の製造に使われる薄い円盤状のシリコン基板です。高純度のシリコンの塊から薄く切り出され、表面は鏡のように滑らかに研磨されています。ウエハ上に微細な回路パターンを形成し、チップとして切り出すことでICが製造されます。ウエハの直径は、製造技術の向上とともに大きくなっており、現在では300mm(12インチ)が主流です。ウエハの大口径化は、一度に製造できるチップ数を増やし、生産効率を高めるために重要です。

Understanding the Cleaning Process

どのように洗浄するの?

シリコンウエハの洗浄は、半導体製造プロセスにおいて非常に重要な工程です。ウエハ表面に付着した微細なパーティクル(ゴミ、異物)や有機物、金属イオンなどを除去し、清浄な状態にします。洗浄方法には、薬液洗浄、プラズマ洗浄、超音波洗浄などがあります。薬液洗浄では、酸やアルカリなどの薬液を使用し、化学反応によって汚染物質を除去します。プラズマ洗浄では、プラズマと呼ばれるイオン化された気体を使用し、物理的・化学的に汚染物質を除去します。超音波洗浄では、超音波の振動によって汚染物質を剥離させます。

The Importance of the Cleaning Process

なぜ洗浄工程がそんなに大事なの?
半導体デバイスは非常に微細な構造をしており、わずかなパーティクルや汚染物質が付着しているだけで、デバイスの性能低下や故障につながります。特に、回路パターンが微細化するほど、パーティクルの影響は大きくなります。そのため、半導体製造プロセスでは、洗浄工程を何度も繰り返し、徹底的に清浄度を高める必要があります。洗浄工程の良し悪しが、半導体デバイスの品質や歩留まり(良品の割合)を左右すると言っても過言ではありません。

Understanding How Wafer Cleaning Systems Work

ウエハの洗浄装置ってどんな仕組み?
ウエハ洗浄装置は、複数の洗浄槽と搬送機構、乾燥機構などで構成されています。まず、搬送機構がウエハを洗浄槽に移し、薬液やプラズマ、超音波などによって洗浄します。洗浄後、純水でリンスし、乾燥機構で水分を蒸発させます。洗浄装置には、枚葉式とバッチ式の2種類があります。枚葉式は、ウエハを1枚ずつ処理するため、高い清浄度が得られます。バッチ式は、複数のウエハをまとめて処理するため、生産効率が高いです。

未来への挑"洗"

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